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今川版鉄人28号blu-rayBOX

お久しぶりです、先日アマゾンで見かけてじわじわ欲しかったのを、とうとう買っちゃいましたよ!

色々と辛気臭いなあと初めて見た当時は思ったのですが、原作エピソードの掘り下げ方はやっぱり良かったなあ、好きだなあと。
以前見かけたDVDのBOXは10万越えで手が出せなかったので、4万弱でも安く見えてしまった…でも実際、白昼の残月とサントラも入っているんで安いんだと思います。
本日届いて早速見てますが、あれっ…村雨って、こんなにドジッ子ヒロインだったっけ(萌える)。いやむしろこれが原作の要素に近いんですが、直前までGR見てただけにギャップに萌える…

そして正太郎くん、くまいもとこさんの声が元気でかわいらしいのでそういうキャラを期待するとちょっと裏切られるけど、見た目は少年中身は大人な原作に比べて相応の少年らしさがあるとも言えるかもしれません。

そして、村雨のへタレ攻めに萌える、申し訳ないやっぱり腐っておりますわたくし。
ちょっと原作読み直してくるかな…。

しかし横光ロボのデザインの素晴らしいこと。
鉄人のデザインなんかほぼ完璧で、時代を超えて愛される訳が分かります。でも私最愛のブラックオックスへの思いいれは、多分今川監督よりもダイナミック勢の方が強そうに思います。
ゲッターとか、あるいはブラックゲッターとか、オックスそのまんまだもんね。
27号やバッカスのデザインも印象深くて好きなのです。

これからケリー、ジョンソン兄弟の話を見ます。
このエピソード原作でも大好きですし、今川監督の掘り下げ方もすごく好きです。

影丸やばい


のっけから女装してる影丸に度肝抜かれた。
おしろいの落とし忘れで敵につけられるとか妙に艶っぽくてドキドキしてしまった…。素顔に化粧で通用する女装。しかもばれない。
影丸はまるっこい絵柄に似合わず何故か妙に色気がありますよね。
あと影丸は仲間が死んで涙を流す基準がその死んだ仲間の顔なような気がするんですが気のせいですかね。
あと拷問にあうのが少年だけってどういうことなんでしょうね。

影丸、色々やばい。
御大これ天然だとしたらとんでもないぜ…。

全然余談ですが、石森先生は作品の印象が「少年」だと思うんですが、横山先生は「大人」だと思います。もう鉄人から大人。石森先生は最後まで繊細な少年でした。手塚先生は「青年」。
同じ時代に活躍した作家さんたちですが、似た題材描いてても全然違うんですよねえ…。作品見てると人柄もうかがえて面白いですね。

ああー色々描きたいし語りたいし読みたいし見たいー。
スパーク終わったらいろいろできたらいいです。
現在はあばれ天童を注文中。楽しみです。

近況

・三国志49巻まで読んだ。孔明の罠にまんまとはまってグスンと泣いてる孟獲萌え。

・伊賀の影丸愛蔵版、9巻だけがどこも品切れなのでいつかオクかなんかで見つける事にする。高値つきそう…。それとは別に文庫でも集める事にする。

・赤影さんのアニメがあると知って検索かけたら東映アニメBBで22日から配信されてるらしい。即入会を決意。特撮BBには入会済みなわたしだ。しかもけっこう昔のアニメみたいでびっくりです。新赤影はこれを元に描かれたそうで、無印の青影がアニメに!と思ってハアハアしてたんですがまた違うようで…。

・特撮の赤影さん現在卍党篇見てますが、織田信長は日本の平和は別に願ってなかったような気がすると毎回つっこんでしまいます。最初ちょっと気が遠くなりましたが(時代考証的な意味で)けっこう楽しく見ています。子供の頃好きだったものって、やはりなんかツボにはいるところがあるんですよね。バビル2世もキカイダーもそうだったしね。

そんな感じで生きています。
時間ができたらもうちょっと色々やりたいです。

透明な水面

横山光輝作品、特にマーズやジャイアントロボを読んで思った事なのですが、この人の作品には「わたくし」というものが入っていないと感じます。
作品の中にあるのはただありのままの真実であり、使命のままに生きる無性生殖人間であり、命令に従って戦いまた壊れてゆくロボットであり、彼ら自身はその生をただまっとうします。そこには感情や感傷はなく、生きるか死ぬかだけの戦いがあります。
しかし、彼らには、彼らの生き様を見つめる読者である私たちがいるのです。彼らの生き様に何を感じるか、何を見出すか、それはあたかも鏡のように自分自身を映し出すのです。

マーズの登場人物は、みな美しいと感じます。
善も悪もなく、また善でも悪でもある彼らは、私情ではなく使命によって生きているからです。恐ろしいほどの純粋さを感じます。それは、あたかも透明な水のようでそれを覗き込むと、映し出されるのはただ自分の姿です。
彼らに何を感じるかは千差万別で、それは無限の可能性で恐ろしいくらいの自由度です。

そんなところに横山光輝作品の底知れぬ奥深さがあるんじゃないかと思った次第です。

横光ロボ

主にジャイアントロボを読んでて感じた事なんですが、横光ロボっていうのは徹底的に無機質で、アシモフのロボット3原則と対極にあると感じます。そういうところ後の装甲騎兵ボトムズというアニメにも受け継がれている気がします。
んで、GR2とかGR3とか忠実に命令に従って、黙々と戦って壊れてゆくわけなのですがその姿を見てかわいそう、と感じる事すら人間のエゴなのかもしれないと感じました。
単純明快なだけに深い。

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