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三国志 読破

中国の歴史は諏訪緑作品でしかほぼ知らなかったわたくしですが、なんとか読破いたしました。孔明も姜維も健気すぎだろ…。

っていうか戦争は人間というか、人間の男子の闘争本能のたまものなんだなあと思いました。要するになくならない。戦争自体が、というより、戦争に似た物は平和の時代にもあります。スポーツでも、仕事でも、戦争みたいなものだ。この作品読んでると、戦争っていうか抗争っていうか、かけひきが野球に似てるなあと思ったのです。人材がないとかその人材をやりくりする名将がひとりいるだけで違うとか。
要するに何が言いたいかというと、野球あって良かったよねって(笑)。

今回三国志という話をひととおりたどったのははじめてのことだったのですが、読破してみてちょっと人生観も変わりそうな気がしました。
声高な主義主張ではなく、淡々と史実をつむいだ横山先生の作風の力が大きかったと思います。
歴史物語とは、本来こうあるべきなのだと思います。
マーズなどでも思った事ですが、彼らの生き様死に様を見て私たちがどう感じるのか、何を学ぶのかが大切な事なのだと思います。

そんでやはり諏訪緑先生の「諸葛孔明 時の地平線」の話になるのです興味のある方はどうぞ。
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三国志 42巻まで

いつか来る事とはいえ、寂しいものですね。関羽…。

こういう悲しい場面を淡々と、最後までしっかり描ききり読ませるのは本当にさすがです。
物語全体が収束に向かっていて、勢いで読ませるところではなくなっているから余計にこの作品のすごさを感じさせます。まさしくプロの仕事です。

そんでキャラクターの描き分けがすごい。こんだけいたら誰かビジュアルがかぶりそうな人もいそうなものですが、大体一目でわかるもの。

三国志に対する理解は深まり、色々萌えもあったりしましたがでもやはり三国志自体には興味を持てそうにないわたくしでした。今すでにちょっときつい。長編に弱いんだ…ジョジョも10巻で挫折しちゃったんだ…。バオー来訪者は好きなんだけども。

三国志 30巻まで

頑張って読んだ。
原稿あるんで次はもうちょっと控えめに借りてくる…。

さていつ出てくるかと思ってた周瑜が出てきた挙句さんざんな目にあってお亡くなりになったわけで…。こんなかわいそうな人だったなんてな。
あと結核だと思ってたけど、またちょっと違うんだな。

なんか周喩見てるとヨミ様思い出しました。
同時に横山先生、周喩好きだったんじゃないかなと思いました。
そんで孔明と重なるのはバビル2世。
強い=善とは限らないっていうか…。奥が深いぜ。

三国志 23巻まで

要所要所で非常にかっこいい絵があってしびれます。
張飛が橋の上で曹操軍を迎え撃とうとしてる月を背にした絵とかかっこよすぎてどうしよう。
そんでヒゲダルマの関羽も張飛もすごく可憐に見えてどうしよう。張飛は受け。
あと孔明の性格がすごすぎてどうしよう。劉碕の申し出を取り付く島もなくあしらったさまにふるえあがったよ。おそろしいよ。

長編は苦手なのですが読み始めると面白いです。けどちょっとやっぱりややこしくて名前とか誰だったかすぐ忘れます。
いっぺん小説とかで読んでみたらいいんじゃないかと思いつつ、小説だったらたぶんもっと分からないぜ。
以下諏訪緑語り。
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三国志 10巻まで

これだけの情報を端的にまとめて、スムーズに分かりやすく読めながらも決してダイジェストではない事がしみじみすごいと思います。
必要な事以外描いてないし媚びもないのに見事にエンターティメントとして成り立ってる。歴史の勉強になるとかそういうレベルではなく漫画として面白い。

曹操の描き方が面白いと思ったんですが、これは三国志ではこういうものなのでしょうか。時の地平線での知識しかないもので…。
というか、時地の曹操と重なる部分が多く興味深く感じました。あちらもユニークな作品ですので、少女漫画という事を踏まえて読める方はぜひどうぞ。私は諏訪緑先生の大胆にして独特かつ斬新な歴史観も大好きです。

そんなわけで10巻終了。まだ1/6しか読めてないわけなのでぼちぼち頑張ります。

三国志 4巻まで

なんと分かりやすい…!宮中のゴタゴタとか、こんなややこしい事を要点をついて簡潔かつ分かりやすく描く力量はさすがです。勉強になるわこれは。
張飛が一番人間くさくて、彼がいてこそ劉備の立場もわかりやすくなる貴重な狂言回しですね。
そして幼帝および弟くん。こんなところにも横光ショタが。油断ならん。

曹操、実に描写が上手い、いや天下の横光にそれは失礼にもほどがあるけど魂が入っていると感じます。

三国志 1巻

コミックレンタルの半額チケットを手に入れたのでこの機会に頑張ってみることにしました。
そこには殷周伝説もあるんですがそこまでいけるかな…。

さてわたくし、三国志は今までの人生でほとんど縁がなく、STOP!劉備くんと諏訪緑の「時の地平線」くらいでしか読んだ事がありませんでした。よりによってその二つ。時の地平線は孔明視点で、しかも独特な歴史解釈をされる作者作ですので…大変面白かったですが。
司馬遼太郎が三国志を書いてたら多分読んでたんだけども。項羽と劉邦は読んだ。しかも好き。

いざ読んでみて劉備が好青年だったのに驚きました。いやこ汚いおっさんという諏訪作品での印象が強すぎてね…。顔がちょっとバビルさんとかに似てたので性格まで同じだったらどうしようと動揺しましたが、性格は素直で普通にいい人で安心しました。私はバビルさんを何だと思っているのだろう。
そんで張飛のサイズがとても人間とは思えなかったんですが、関羽も並んで同じくらいに描かれていたので混乱をきたしました。どっちも通常サイズじゃないってことか。ポセイドン状態なのかなとちょっと思ったんですが。

黄巾賊の乱とか、桃園の誓いとか言葉だけ知っていたんですが大変分かりやすかったです。

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