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項羽と劉邦

現在文庫で5巻まで読みました。4巻あたりから面白くなってきました。
主に范増が張良にギギギする姿が。どうしてもヨミ様思い出す。

現在韓信ブレイク前らしいのですが、司馬遼太郎の「項羽と劉邦」ではあんまりいい印象が残っていない人なのです。これからどうなってゆくのだろう。項羽と劉邦読んでるにも関わらず、ほとんど先の読めないこのスリル。自分の記憶力にびっくりだ。
というかやはり横光歴史ものの分かり易さは素晴らしいと思います。鴻門の会ってこういう事だったのか!!と心の底から理解できました。
あとめんどくさかったら読まなくていいなんて…先生ったら…。思いやりに涙出そうです。
漫画作品に関わらず半分くらい活字な事も多い石森先生と対照的すぎます。新幻魔大戦とか家畜人ヤプーとか。いえ石森作品も大好きです。

項羽と劉邦を読んだきっかけが、諏訪緑の「紀信」という作品なのですが、果たして横光はここらへんどういう風に描いてくれてるのか。とても楽しみです。

これから6巻読みます。文庫で全12巻、揃えることは揃えてあるのだ。