記事一覧

ブレードとガウルのオマージュ元

ガウルの設定にはテッカマンブレードのオマージュと思えるものが多くあるのですが、それ以外にも、タツノコ作品外のオマージュ元を色々連想してしまうのでそういうのを書いておこうと思います。
これはタツノコとかそういう枠を超えて、スタッフの世代的なものの思い入れも入ってるのではないかと感じます。

両方のネタバレ満載なので隠します。
続き
テッカマンブレードの設定になんかデジャヴを感じると思ってたら漫画のBlackでした。TVの方でもいいんですが、かつての家族が同時に洗脳されて敵になるというくだりがよく似てないですか。
エビルとブレードの確執見てると、光太郎と信彦思い出しちゃいますよ…そこはやっぱり漫画版のイメージ強いです。
ガウルに輸入されたテッカマンブレードの設定は、ブレードでは途中からあまり生かされてないですが変身したらめっちゃ腹が減るとか…無印のテッカマンは装着系のヒーローでしたが(適合不適合は無印でもありましたが)、ブレードは肉体改造型で、そこらへんがガウルで採用されたっぽいです。5話のセルフパロは無印でしたが…。

あとガウルの小説には「白鳥の歌」という副題がつけられているのですが、白鳥なんて出てきたっけ?と思いつつ、もしかしてキャシャーンのスワニーから来てるのかと思いました。スワニーの中身はキャシャーンこと鉄也さんのお母さんで、ブライキングボスの元で正体を隠しながらキャシャーンを導き励ます役割を持っていたので、なつめの立場に似てるのかもなと…

あとコウジがやっぱり漫画版號の神隼人を思わせるんですよね。
チェンゲが同じくらいの頃に作られているのですが、この世代のアニメーターのフェイバリットとして遺伝子レベルで組み込まれていたものかもしれません。それぞれの個性を持った男子3人という構成も、いかにもゲッターを思わせるものではないでしょうか。